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更新日:2024年9月11日

教員からのメッセージ

教務主任

令和6年度授業開始しました。

2024年4月1日、本校は55年目を迎えました。
4月9日の入学式は春の嵐となりましたが、55回生50名の素敵な入学生とスタートすることができました。
また5月10日は、2学年の学生が戴帽式を行い、看護師になる決意を新たにし、とても素晴らしい式典でした。本校の伝統は「支える心と技を求めて」をテーマとして学ぶ姿勢に受け継がれていると実感します。

本校が藤沢の地で地域の方々にご協力を得て学校運営を続けている実績として、地域の各施設における体験学習や実習、ボランティアへの参加があります。
これからは、地域で暮らす方々を支えることが必要とされる時代です。藤沢市民病院を主たる実習施設としていることも55年変わらずに続いていますが、市内や近隣地域の様々な施設で学習できる環境に恵まれていることにも感謝し、皆で履修に臨んでいます。
本校へ興味をお持ちの方は、ぜひオープンキャンパスに足をお運びください。学生たちが皆様をご案内いたしますので、日ごろの学生生活の様子をご覧ください。 

社会福祉施設見学実習を行いました。

7月3日4日5日13日16日19日は1学年の社会福祉施設見学実習を行いました。コロナ禍となり利用する方々を守るため訪問を取りやめていましたが、貴重な学習の機会ですので、施設管理者の方々とご相談し5年ぶりに再開しました。いくつかのグループに分かれて湘南マロニエ看護小規模多機能ホーム聖テレジア七里ガ浜ホームみそのベビーホームに伺い、一日を施設の方々と過ごしました。それぞれの暮らしや日々のサポートと職員の方々との温かな関係を実感すること、またそこでの多職種の役割と連携について気付きを得られたようでした。施設の皆様ご指導ありがとうございました。とても豊かな時間を過ごし学習することができました。

オープンキャンパスを実施しました。

7月13日オープンキャンパスを実施しました。2回目は8月24日に開催しました。合計で300人を超える方々にご来場いただきました。

ボランティア・課外活動をしています。

学生たちは7月19日より夏期休暇になりました。夏期休暇中も看護技術の練習や国家試験対策に自主登校している学生もいます。また、ボランティア活動に協力してくれている学生もいます。

7月28日由比ガ浜で開催された「バリアフリービーチ」にも20名近く参加させていただきました。参加したある学生さんは真っ黒に日焼けし『いい経験でした。皆、すごくいい表情だった。』『自分も楽しんじゃいました。』と話してくれました。

他にも横浜市立大学附属市民総合医療センターが運営する糖尿病サマーキャンプや、湘南なぎさ荘でのイベント、平塚市内の子ども食堂などでもボランティア活動をさせていただいています。

子ども食堂ボランティア ←こちらは子ども食堂での様子です。素晴らしい手つきで茄子の下ごしらえ、とてもおいしそうです。平塚の新鮮野菜ですね。

 8月27日夏休み明け、皆が元気に戻ってきました。ボランティアでは地域の方々と関わり様々な刺激をいただき、リフレッシュもしていい夏を過ごせたようです。多忙な日々が始まりますが、たくさんの気づきを得ながら進もうね。

1学年は基礎看護学実習Ⅰからのスタート、2学年は9月3日より老年看護学実習Ⅰです。3学年は人間関係論Ⅱ外国語Ⅱや保健医療経済学、医療安全、看護管理など科目の履修と国家試験対策です。
毎日が充実したいい一日でありますように。

基礎看護学担当

1学年が看護を学び始める科目として看護学概論があります。看護とはなにかについて学習しました。
看護理論家であるナイチンゲール,ヘンダーソン,ウィーデンバックが考えたことについて理解を深めました。看護への考え方が変わった、看護という職業が理解できた、看護にどのような考え方で向き合えばよいか参考になったという感想もありました。
生活援助技術Ⅰは環境と活動、生活援助技術Ⅱは清潔と衣生活についての授業も終了し、安全で安楽な援助技術について習熟のため練習を重ねています。7月17日には臨地実習のための実習施設オリエンテーションがありました。初めてユニフォームを着て藤沢市民病院へ出向きました。夏休み明けには3日間藤沢市民病院で実習です。

地域・在宅看護担当

地域・在宅看護論では、一人ひとりが住み慣れた地域で、自分らしく暮らせるための支援を学びます。
1学年では、地域ごとの特性や、そこで暮らす人々の生活の多様性を理解するため地域看護論という科目を学習しています。地域に関する事前の調べ学習から実際に市中に出かけるフィールドワークを行いました。
2学年ではさらに、地域で療養生活を送る人々を支えるために、どのように多職種の方々とチームを組んでいくのかについて学習を始めました。

精神看護学担当

6月から2年生の「精神障害の診断と治療」という授業がスタートしました。精神障害の理解に必要な知識を学びます。この先は精神保健福祉に関する法律の授業です。

老年看護学担当

1学年は老年看護学概論の授業にて、藤沢市社会福祉協議会のご協力を得て「いきいきシニアセンター」での体験学習にでかけました。いきいきシニアセンターのスタッフの皆様、利用者の皆様、一緒に活動をしいろいろなお話を聞かせていただきありがとうございました。いきいきシニアセンターでの取り組みが素晴らしく、利用する方々の健康意識の高さや近隣の方との交流を大切にしていることがわかったようです。

成人看護学担当

3学年は4月より健康段階別実習として、急性期・回復期・慢性期・終末期という、各健康段階別の対象者への看護について藤沢市民病院での実習を行っています。また、手術見学や外部施設での回復期リハビリテーション病棟実習など、多岐にわたる実習環境も特徴の一つです。
6月で2学年は、周手術期看護15時間の講義が終了しました。1学年で学ぶ基礎的な学習から難易度が上がり、学生は緊張をもって講義に取り組んでいます。その後は、がん看護を学習し、がん専門看護師、がん化学療法看護認定看護師、緩和ケア認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師の方より講義を受けました。患者様を支える責任を一層に感じた授業でした。

小児看護学担当

4月から3学年は藤沢市民病院 小児病棟、小児外来にて実習を行っています。2学年は「乳幼児の保育と実践」の履修が始まりました。この科目では藤沢市内の保育所での体験学習を3日間行いました。保育園の先生方園児の皆様ありがとうございました。

母性看護学担当

3学年は4月より藤沢市民病院 産婦人科病棟、新生児室、NICU病棟、産婦人科外来、バースクラス等での実習を行っています。生命の誕生や、ご家族様の想いを身近に感じ、皆、多くの学びをいただいています。

看護の統合と実践担当

3学年は実習開始にあたり、4月に医療安全の講義がありました。6月10日からは統合実習の前半30時間が開始となります。この実習では看護の多様な場を知ることや、専門職の連携を知ることを目的に、藤沢市消防局のご協力のもと救急車同乗実習があります。また、藤沢市民病院救命救急センター 救急外来、救急ICUでの実習も行います。さらに新カリキュラムでの新設科目「専門職連携教育」が開講しました。先日は救急救命士の方を講師にお招きし、資格取得にあたる教育内容、実際の活動、看護師に望むことについて講義していただきました。さらに藤沢市民病院医療技術部門のご協力を得て、実習している医療系学生の方と活動をともにする機会があります。

特別活動:防災訓練 6月5日に実施しました。

防災訓練01

防災訓練03防災訓練07

 

防災訓練04防災訓練06

 年に2回の防災訓練です。春季は火災を想定し訓練を行います。藤沢市消防局 本町消防署の方々よりご指導を受けました。上記の写真は3学年2学年の自衛消防隊による屋内消火栓操法の様子です。皆、訓練の成果を発揮し、大変頼もしい姿を披露してくれました。

 

 

 

 

 

 

  

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